パニック障害克服に有効だった2つの方法

以前、私はある事故をきっかけにパニック障害になりました。
電車に乗ることができなくなり、夜になることすら恐くなったことがあります。
あの逃げ場のないなんとも言えない気持ち。
パニック障害を克服した現在でも思いだすだけで気持ちが沈みます。

同じように不安や恐怖に苛まれている方もいると思います。

このサイトでは、私がパニック障害を克服した簡単な2つの方法をご紹介したいと思います。

・パニック障害克服方法1 【呼吸法】
・パニック障害克服方法1 【TFT(タッチフィールドテラピー)】

この2つの方法は、とても単純ですが、即効性があり私にはとても効果がありました。
以下、関連書籍を含めご紹介致しますので、興味を持たれた方はぜひ入手してみてください。



まずは、パニック障害がどういうものか今一度整理してみましょう。

パニック障害とは

パニック障害は、突然わけもなく激しい動悸や発汗、頻脈(ひんみゃく:脈拍が異常に多い状態)、ふるえ、息苦しさ、胸部の不快感、めまいといった異常がおこり、このままでは死んでしまうのではないかという強い不安感に襲われてしまう病気です。

この発作は、「パニック発作」と呼ばれ通常は10分くらいから長くても1時間以内にはおさまります。
パニック障害の特徴は、検査をしても身体的な異常は見当らずパニック発作を繰り返してしまうことです。

パニック障害の原因

脳の中には、脳内神経伝達物質といわれる物質が数種類あり、外界からの刺激に対応して、さまざまな働きをしています。パニック障害が起こる原因は、恐怖や不安に関係している神経伝達物質「ノルアドレナリン」と、興奮を抑える神経伝達物質「セロトニン」とのバランスが崩れるためと考えられています。

これについて詳しい原因はわかっていないようですが、脳内のセロトニンが増加する治療を行うと、パニック障害の改善がみられることから、このように推測されています。

パニック障害の症状「予期不安」

パニック発作自体は、多くの場合20~30分くらいでおさまりますが、何回か繰り返すうちに、また発作を起こしたらどうしようという、パニック発作に対する強い恐怖感や不安感が生まれるようになります。これを、「予期不安」と呼びます。

予期不安は、逃げ場のないような場所でのパニック発作や、発作を他人や大勢の人に見られることの恥ずかしさといった不安や恐怖を生みだし、大勢の人が集まる場所や、過去に発作を起こした場所を避ける行動をとるようになります。これが、「広場恐怖(外出恐怖)」といわれます。

「パニック発作」と「予期不安」、「広場恐怖」はパニック障害の3大症状といわれる特徴的な症状と呼ばれています。

パニック障害の診断

パニック障害の診断は問診が中心になり、アメリカで考え出された基準がよく使用されます。
この基準は13のチェック項目があり、4つ以上当てはまるとパニック障害の可能性があるとされています。

1.心臓がドキドキしたり、脈拍が増加する
2.手の平や、全身に汗をかく
3.体や、手足がふるえる
4.息切れ感や、息苦しさを感じる
5.窒息感、または喉(のど)が詰まった感じがする
6.胸の痛みや圧迫感、不快感がある
7.吐気や腹部の不快感がある
8.めまい、ふらつき、または気が遠くなるような感じがする
9.現実感が失われ、自分が自分ではない感覚が起こる
10.自分をコントロールできなくなる恐怖や、気が狂う恐怖に襲われる
11.このままでは死んでしまうという恐怖を感じる
12.体の一部にしびれ感や、うずきを感じる
13.冷たい感じや、ほてった感覚がある

パニック障害克服方法1 【呼吸法】

呼吸書籍画像

深い呼吸で「心」が変わる
龍村修=著 


セロトニンの分泌を増やし免疫力を高める。

パニック障害にはセレトニンが大きく関係しています。呼吸は自律神経に支配されているので、浅くて短い呼吸をしていると、自律神経の働きが弱まり、さまざまな心身の乱れを招きます。浅く、短い呼吸は、肩や胸の一部だけで呼吸している状態です。空気は肺のすみずみに行き渡らず、肺の上部や下部にはよどんだ氣が残ってしまいます。

呼吸は精神面とも大いに関係しています。イライラしているときは浅く短い呼吸になり、怒っているときは激しい呼吸に、落ち着いているときはゆったりとした呼吸になります。呼吸を上手にコントロールできれば、心の状態を変えることができます。

うつ傾向、ノイローゼ、パニック障害傾向の人は、脳内のセレトニンが不足している状態です。セロトニンは脳内のバランスを整える物質で、気分や集中力に影響を与えます。脳内のセレトニン量が増えると、さわやかな気分になり、量が減ると気分が落ち込みます。複式呼吸を10分以上続けると、セレトニンの分泌量が高まることがわかっています。

もうひとつのおすすめは、「ウォーク呼吸法」です。20分間のウォーク呼吸法で、脳内物質セレトニンの量が2倍近く増えるそうです。このウォーク呼吸法を二、三ヵ月、毎日20分ずつ続けると、脳内のセレトニン量はウォーク呼吸法ウォーキングをしていないときでも多くなり、プレッシャーに強く、ものごとに動じないようになるそうです。

急遽、マイナスの感情が起きたときは、ゆっくりと長い息を吐いてから、ゆっくり吸うという呼吸を1~2回行います。すると、たちまち氣が下がり、冷静さを取り戻して、まともに行動できるようになります。

私が、実際にパニック障害になり電車に恐怖を感じたとき、この呼吸法のおかげでネガティブな感情をシャットアウトすることができました。

パニック障害克服方法2 【TFT(タッチフィールドテラピー)】

tft書籍画像

TFT(思考場)療法入門―タッピングで不安、うつ、恐怖症を取り除く
ロジャー・J. キャラハン=著

感情をコントロールできる唯一の方法。

私がパニック障害を克服できた、2つ目はこのTFTという方法です。

TFT(タッチフィールドテラピー)とは、鍼のツボを軽くたたくように打つことで、あらゆる心理的問題を軽減させていくという、アメリカ育ちの新しい心理療法です。少し解説が難しいので詳細は割愛しますが、すべての理論はこの書籍に書いてあります。

TFTは西洋の心理学と、東洋のエネルギーの概念が融合した革命的なセラピーです。

手順が簡単なので、とても軽いリラクゼーションのように感じるかもしれません。しかし、すでに医療現場やカウンセリングなどの臨床で、心理的な問題や身体的な問題に応用されています。

その効果は、「ストレス」「トラウマ」「うつ」「依存症」「パニック障害」など多岐にわたります。そして、日常生活において手軽に活用することができ、慣れれば1分間おこなうだけで充分な効果が得られます。

私がパニック障害になったときに、インターネットでパニック障害の克服方法や改善方法などを探していたときに、偶然見つけた方法です。

私の場合は、すぐにセミナーに参加して実際に手順を学んできましたが本当に効果は高かったです。何よりも、この方法を知っていることで、いざとなった時も大丈夫という安心感から予期不安を遠ざけることができました。パニック障害の克服には本当におすすめの方法です。

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